Digging! Second Lifeリリースについての独り言

iNNX でこんなサービスをリリースしました。

このサービス、中で Second Life の新しい検索エンジンGoogle Search Applianceベース)と、その検索エンジンが検索対象にしているコンテンツ群へリクエスト投げたり結果をパースしたり、といったことをしています。

実際、Second Life の新しい検索エンジンはまだ正式リリースもされておらず、通常のウェブブラウザで閲覧することについてはそもそも想定されていないかもしれません。

ただ、すでにこれらのコンテンツは正規 Google のキャッシュにも入っていますし、技術的に単純な HTTP プロトコルでの実装になっているため、事実上インターネットへ公開されるという状態になっていくことは間違いないと思っています。

また、今後Second Lifeを含む仮想世界がオープン化の方向へ動いていくにあたっても、Second Lifeの中の様々な情報を外部からAPIで取得できるようになっていくべきでしょう。今の Second Life にあるLSLで多少の情報は取得できますが、まだまだこれでは少なすぎます。様々な情報に外部からアクセスできるようにし、仮想世界の情報を外部のウェブともっと連携できるような仕組みを Linden 社には作っていってもらいたいです。


ちょうど Linden社の CEO フィリップさんも、「これからの Second Life」についてのコメントを post されています。

(日本語訳)


新機能の追加から安定性の追及へシフトしていくことは、よいことであるとも思いますが、もっと多くの人にイノベーションを感じさせるものに Second Life を進化させるためには、機能追加もまだまだ積極的にやっていってもらいたいと個人的には思っています。