symfony 1.4向けの解説書 出版予定

この記事は、Symfony アドベントカレンダー 2010 に参加しています。


「えっ、いまさら?」
と思う方も
「おー!、やっと!」
と思う方も

どちらもお待たせしました!


現在、主に日本Symfonyユーザー会で活動しているメンバーで、symfony 1.4向けの解説書籍を執筆しています。
書籍は秀和システム様より『オープンソース徹底活用 symfony による Web アプリケーション開発』として出版される予定です!


書籍の内容は、symofny入門者〜中級者くらいを対象としたsymfony 1.4の解説書で、「日本Symfonyユーザー会公式の解説書」と銘打たれる予定です。
大まかな見出しは以下のようなものです。

・入門編
 ・symfony 1.4の特徴と基礎知識
 ・symfony 1.4のインストール
 ・サーバーへの設置
・初級編
 ・サンプルサイト作成で学ぶsymfony開発の基礎
 ・公式サイトのドキュメントナビゲーション
・中級編
 ・DoctrineとPropel
 ・symfonyを使いこなす
 ・プラグインの利用と開発
 ・symfonyのライブラリ
・実践TIPS
 ・マスター、スレーブ構成のデータベース
 ・プロジェクトのソースコード管理とデプロイ
 ・大規模なソフトウェアへの応用(OpenPNE3)

今のところあまり多くを公開できずにすみません(鋭意執筆中です!)

全体としては、実際にsymfonyを使って開発をしてきたメンバーが、「symfonyのコンセプトとベストプラクティス」を伝える、ということを大きなテーマとしています。

なぜ1.4?

この出版の話を聞いて、「なぜ今更1.4なの?」という疑問が浮かんだ方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
2.0ではなくて、1.4なんです!

なぜ1.4なのかと言うと、私が「1.4」の寿命はまだまだ長いと考えているからです。


symfony 1.4の「公式コアチームのメンテナンス期間」は2012年11月までです。
ですが、これだけ多く使われているソフトウェアなので、誰かがメンテナンスを引き継ぐという可能性は十分にあると思っています。そして、もし万が一そういう流れが出てこなければ、日本Symfonyユーザー会(または個人的なプロジェクト等)としてsymfony 1.4のForkをメンテナンスしていくことも視野にいれています。
それくらいsymfony 1.4というフレームワークの完成度は高く、まだまだ現役で使い続けられるものだと私は考えています。


このような目的と理由から、symfony 1.4の書籍を執筆しようということになり、今に至っています。

コラムの寄稿や原稿の査読にご協力頂ける方を募集しています

この書籍の執筆プロジェクトには、すでに数名の方に参加頂いて、章やコラムの執筆などをお願いして進めています。できるだけ多くの方に関わっていただいて、symfony 1のノウハウをこの1冊にできるだけまとめることができたらいいなと思っています。
ただ、執筆スケジュールにはあまり余裕がありませんので、12月・1月にある程度時間のとれる方限定となってしまいますが、興味のある方は私(hidenorigoto at gmail)宛にご連絡ください。

Symfony Advent 2010であなたの記事を公開してみませんか?

Symfony Advent 2010では12月1日から12月24日までを使って日替わりでsymfonyでイイなと思った小さなtipsから内部構造まで迫った解説などをブログ記事にし て公開していくイベントです。
参加についてはATNDで参加表明の上、Google
GroupのSymfony Advent 2010に追加リクエストを送信ください。
Symfony Advent 2010チーム一同、あなたの参加をお待ちしております。
日本Symfonyユーザー会
Symfony アドベントカレンダー2010
※Syfony Advent 2010はsymfony好きな有志で集まったチームです。